追記にてキャラ設定とか語りとか諸々呟いてます。
何でこんな所に書くのかと言うと、
ツーリスト約二名（増えてる）の設定がキャラシから盛大にはみ出したのと、
鰍さんの小ネタが放っとくと大量にたまっていくからです。
長くなりすぎたら銀幕の時みたいに一人一人個人ページを作る予定。
ってかそう言えば未だに名字のある子が居ないよ。そして漢字ばっかだよ。
鰍（カジカ）
・覚醒して間もないコンダクター。実年齢と外見年齢にほとんど開きが無い。
・本名：加持 鰍（カジ カジカ）。本人最大のコンプレックス。免許証は絶対に見せたくない。けど無免許運転で逮捕されるのも嫌なのでちゃんと持ち歩いている。
・彼に「鰍」と名付けたのは祖父。自分の名前が「鰆（サワラ）」なので揃えたかっただけらしい。うっかり名字の事を失念していた為の悲劇だとか。何故誰も止めなかった。
・ちなみに父は「加持 夏征（カジ ナツユキ）」。春、夏、秋ときているので子供には冬の一文字を入れようと心に決めている。何だかんだで自分の名前に愛着を抱いている様子。
・おじさんと呼ばれると怒る。まだまだお兄さんで居たいお年頃。
・誕生日は11月11日。名前と共に一発で覚えてもらえるのは喜ぶべきか悲しむべきか。
・派手な髪色は遊び心。とともに、生来の真面目さを悟られないためのカモフラージュでもあり、軽い人間と見られたがっている節がある。
・かなりのおじいちゃんっ子で、鍵師の才能は祖父譲り。
・鍵師のスキルが飛び抜けているだけで、実際には地道な調査と鋭い観察眼で探偵の仕事も見事にこなす。なのに誰も頼ってくれない。
・ギアは「ウォレットチェーン」。素材は真鍮。ドラゴンモチーフとシンプルな鎖の二連になっていて、片端に細長い羽根飾りが二三本ぶら下がっている。戦闘に使用する際はチェーンは伸縮自在、強度を増して相手の身体をしなやかに打ちつけて戒め、羽根飾りは際限無く鰍の手に現れ、鋭い刃となって投擲される。ドラゴンモチーフの物は鰍の手を離れて自在に飛び回る。意志が在る訳では無い。
・BGM:ASIAN KUNG-FU GENERATION「振動覚」DOES「陽はまた昇る」
・モチーフ：錠と鎖、真鍮
歪（ヒズミ）
・覚醒して間もないが元々不老なので実年齢不明。
・砕けた夜空の欠片が変じて発生した、人と変わらぬ姿を持った異形。
・空から降り注ぎ生まれる為に異形は『星』と呼ばれ、大概は獰猛な獣や猛禽の姿を取る。人の姿を取ったのは歪のみ。
・彼を恐れた村人によって視力と名を奪われ、村に入る事も許されずにただ異形達から門を護り続けていた。しかし彼はそれに異を唱える事も無く、『歪』と言う新しい名も気に入っている。
・ギアは「刃鐘（ハガネ）」と言う名の世界独特の楽器。普段は長い両手剣だが、歪の意志によって刃の部分が砕け無数の金属片となり、彼の周りに滞空し、高い音を奏でながら敵を斬り貫く。敵に突き刺さって音を立て、目が見えない歪のガイド代わりとなる事もある。
【世界について】
壱番世界で言う蝦夷・アイヌに近い文化。砕けた空と降り注ぐ星によって崩壊の一途を辿る世界。
在りし日の村では年に一度、鎮めの祭りが開かれていた。元々は村の少年達が装束（歪の服装と同じもの）を身に纏い、山々の鬼神をその身に降ろして剣舞を捧げる、と言うものだったが、今では空の崩壊を鎮めるためのものへと変わっている。刃鐘（ハガネ）を手にし剣を抱えて勇猛に舞うその剣舞は、歪の動きを元にされている。
村人は『星』である歪を畏れていたが、同時に慕ってもいた。閉ざされた村の中で恐怖に怯える事無く暮らす事が出来たのも、彼が門を護っていた為。
が、今は全ての命が滅び、ただ無残な廃墟群を遺すだけとなっている。歪は愛した人間達を護りきれなかった事を悔やみ、重荷に感じている。
・BGM:ACIDMAN「金色のカペラ」天野月子「龍」
・モチーフ：鋼、宮澤賢治「原体剣舞連」
灰燕（カイエン）
・覚醒してからかなりの時間が経過しているらしい。実年齢不明。
・鉄の採集から鍛造、研磨・装飾までを単独でこなす孤高の刀鍛冶。天賦の才能と、それに奢らないストイックな精神を併せ持つ。典型的な職人気質で、自分の仕事に誇りを持っており、気に入った相手以外にはその力を奮わない。
・白銀の焔を纏った、目にも美しい巨大な鳥妖『白待歌（ハクタカ）』を従え焔と熱を自在に操る。
・言霊を使役する強い力を持ち、特に物の名を大事に考えている。人の名を呼ぶだけで影響を及ぼしてしまう事もあるので、滅多に名を呼ばない。
・師であった刀匠「灰焔（カイエン）」の名を継ぎ、本名から「燕」の一文字を取って「灰燕」と名乗っている。実際はその前に「白燕（ビャクエン）」と名乗っていた時期があるが、「白」の文字は白待歌に与えた。
・ギアは「番傘」。黒地に銀で鳳凰の図柄が描かれた美しいもので、黒漆の持ち手の部分に直刃の刀が仕込まれている。日常に愛用しているものの、正直戦闘には使っていない。
【白待歌（ハクタカ）】：
白銀の焔を纏い操る、鳥の姿をした美しい妖。灰燕の契約相手。自身も意志を持っているが、灰燕の言葉には絶対服従。人間の言葉を操り話す事が出来るものの、焔としての矜持が在る為滅多に口を開かない（灰燕に対しては割とよく喋る）。灰燕に心酔しきっており、彼に対する感情は男女のそれに近い。灰燕を自らに縛り付ける為に契約を交わし、今はまた自らも縛られている事に、無上の喜びを覚えている。灰燕さえいればそれでいいひと。
・BGM:椿屋四重奏「手つかずの世界」「幻惑」
・モチーフ：焔、白、鳳凰
PR
