歪のトラベルギア「刃鐘」についてちょっとした質問を受けました。 と言うよりも「判りにくい」というね! それは認める。うん。 ギア説明欄には概要と戦闘時の効果だけを書いていますが、 実際あれは歪の世界独特の楽器がモデルになっています。 プラノベ頼むでもなければ必要のない設定ですがね。 なので、普段使う分には「切れ味抜群のうるさいファンネル」とでも思っていただければ。 構想だけはあるので、短いですが一応追記に突っ込んでおきます。 追記:「短いですが」と言う割に、思い付きで付け足してたらどんどん長くなってきた(笑) 刃鐘:歪の護る村が行っていた、剣舞の儀式で使う楽器。 先代の剣舞で使用された剣の刃を潰して細かく砕き、舞手である少年達の首・手足首に四、五片ずつ紐に通して括り付ける。少年達が跳ね、躍り、剣を振るう度、破片は互いに擦れ合って鈍く高い音を立てる。 歪のトラベルギアは「剣」と「楽器」の二つの形をとるが、どちらが原型とも言い難い。 剣が砕けて楽器になるとも、楽器が剣の形を取っているとも、どちらとも言える為。 「剣」から「楽器」へと姿を変える瞬間、刀身には青白い光の亀裂が走り、柄は霧散して消える。 トラベルギアを受け取った時、歪自身もただの剣だと思っていたらしい。 (村に立ち入る事は出来なかったため、彼は刃鐘が剣から出来ていると知らなかった) 村の名残を思わせるこのトラベルギアと、彼と共に村を護り続けてきた一対の剣を愛用している。 普段は刀身に布を巻いているが、これは戦っている間に抜いた鞘の存在を忘れ、置いて帰ってしまう事が多発したため。家主に何回も怒られたので布にした。それでも忘れるのはもう仕方ない、かもしれない。 PR ※ Comment
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