◆ 清き修羅と鋼の護り人

案外気付かれていなかったみたいですが、銀幕★輪舞曲のPC「昇太郎」と螺旋特急ロストレイルのPC「歪」は同一人物だったりします。一回記憶がリセットされているのでほぼ完全に別人ですが。
以下推移のようなものをつれづれと。ツイッターの再録なので途切れがちな文章なのはご愛嬌。

　創世主たる女神を殺し、輪廻機関『天』を崩して世界を破滅へと向かわせた大罪者。
　砕けた天の欠片は大地へと降り注ぎ、魔物の姿を取って人を喰らう。それら全てを屠り、天を修繕するという途方もない罰を与えられ、荒れ果てた大地を旅する【修羅】、ここまでが銀幕時点の昇太郎。

　（途中に銀幕の三年間を挟むにせよ挟まないにせよ）罪を償い続けた彼はついに魔物達を全て天へと返し、世界の修繕を遂げる。
　そして、繕われた天の最後の一欠片が自分だと気がついて、自ら空へと融ける事を選択する。
（銀幕時のピンナップのイメージで→http://goo.gl/UKjLf）

※【映画】の中の昇太郎はこの時点で消え去るはずだったんだけど、ここで何やかやが発生して（何やかやは何やかやです！）、ロストレの彼は修繕された世界から『解放』される。つまりはディアスポラ現象。

　放逐先は、既視感すら感じる世界。
　砕ける天、降り注ぐ空の欠片が異形の魔物へと変じ人を喰らう、滅びゆく『鈴兼村』。
　空から落ちてきた彼を村人は天の欠片の異形『星』と勘違いし、排除しようとするが、昇太郎は逆に彼らを護ろうとする。

　意思の疎通が上手くいかない中、村人は彼に問う。
『その名と光、記憶の全てを喪ったとしても、まだこの村を護ると言ってくれるのか』
　無論頷く昇太郎。そして村長による呪が施工され、瞳の光と共に彼は全ての記憶を喪い、『歪』と新たな名を与えられた。



その他小ネタ：
・昇太郎と同様、歪にも左手の火傷跡と背中の翼の刺青が有る。装束の黒いインナー（あれ何て呼ぶのん？）を脱げば見られるはず。というか跡と刺青を隠したいがためにあの黒いの着せたんだけど。
・オッドアイとメッシュどうしたのかって？　女神の魂と同居していたからあらわれていただけなので、女神を故郷においてきた今は元の色に戻ってますよ！　包帯外したら両目銀色。
・広島弁どうしたのかって？　実は昇太郎の子供時代は標準語だったのだよ！（証拠：http://goo.gl/j3JhB）　というのは冗談で。まあ記憶がリセットされたんだからもちろん訛りも消えちゃいますよね。
・髪色どうしたのかって？（黒→灰）　触れないであげてください間違えたんですハイ。なんかいい理由づけ求む。